[]なぜ、その途端に苦しくなるのか。

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前回からの、つづきです。





相手の真意、意図、気持ち。

こういうものを、聞こう、聞こう、聞けているかどうか、とたずねつづける人生。





そこを考え続けて行くうちに、「怒り」について、きちんと、最初から、一から、しらべてみたくなった。



なぜなら、「怒り」に燃えている間は、相手の真意なんかには、まったく触れようとしていないではないの。





われわれは、なんで、すぐに、

相手が悪いと思いたくなるのかな〜。





夫婦間でも、

子どものことでも、



人間は、愛している対象であるはずが、

憎しみの対象になってしまう、



ということがある。



なぜ?



愛している、大切に思っているはずなのに?







これを、反省モードで調べても、おそらく、ただの反省にしかならない。

そうでなく、



・人間はなぜ、こんな矛盾を抱えているのか

・世界中の人類が、みんなそうなのか




と調べたくなる。

人の歴史はずいぶん長いけど、ずっと、この矛盾は解決されないまま、なのかいな。







どうして、◯◯なの!?(おかしい!)







あなたはどうして、そうなの!(許せない)








ひとは、大切な相手のことを、時折、こんなふうに、責めたくなる。



どうして◯◯なの?



この◯◯の中には、いろんな言葉が入る。





ずっとこれを考えていると、切なく、苦しく、なってくる。





なぜ、ひとは、相手を変えようと欲すると、苦しくなるのか。





どうしてか。

どうして、苦しくなるのか。

苦しくなるわけは。



なぜ人間は、

そういう具合に、

生まれついたわけ?




つづく。



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