[]素のままが否定されないということ

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子どもに向かって、



「中学校に行ったら苦労するから、今のうちに〇〇しておくように」



という言い方をする。



こういうことをきちんと教えてくれる先生は、いい先生だ。





縄文時代10






もっといい先生は、



「素のままのきみは、本当に いいね!」



ということを、きちんと、何度も繰り返し、教えてくれる先生だ。







中学校に行ったら苦労するぞ、という先生からは、



脅しと恐怖



をきちんと、学ぶことができる。





そして、



素のままのきみがすてき



という先生からは、



安心と前向きさ



を、きちんと学ぶことができる。









たぶん、今の世の中に、より向いていて、合致し、ウマが合うのは、前者の教えだろう。

今の厳しい世の中をきちんと世渡りしていくには、そういう教え方が必要だ。

きちんと、恐怖で動ける人になる。







しかし、今の世の中ではなく、次にくる時代に向いているのは、後者の教えだろう。

おそらく、乱世になれば、後者が強くなる。









あとは、親の賢明な判断にゆだねられる。

自分の子どもを、現代に合う子にするか、次代に合う子にするか。

賭け、ですな。