「怒るのと、叱るのと、しっかり区別をしてください」

「怒るのと、叱るのと、しっかり区別をしてください」



こういうのを、教員の研修でも聞く。



なんとなれば、近年、教員の虐待なんてのが話題になるくらいで、



教員の研修時においても、



「いらいらしたり、カッとなって、体罰に結びつくような言動は、厳に慎んでくださいよ」



ということを、指導せずにおれない社会情勢があるからであります。



そこで、



「叱る」



のはいいけれど、



「怒る」



のはいけない。



という論理でもって、指導に当たるわけです。





微妙な話になってきますが、



おそらく、教職員の指導に当たって、こんなふうな共通認識が要るのでしょう。





○叱る ⇒ 冷静な判断で注意を促すこと。だから、体罰に結びつきにくい



○怒る ⇒ 感情にまかせての行為。だから、体罰に結びつきやすい。








教員の側から子どもへの体罰を基軸にして、叱ると怒るを、区別したわけです。



ところが