トイレの前で嘆く父親のトラウマとは(目撃談)

次男を連れて、スーパーに行きました。

小さな子が懸命に歩いているので、ちょうど入り口ですれちがったおばちゃんが、ドアをあけて待っていてくれた。

よちよち歩きの次男君を見て、おばちゃんの顔がとろけそうになります。



次男くんは、おばちゃんの顔を不思議そうに見上げてから、また地面をみて、がんばって歩き始める。







ところで、その後、スーパーのトイレで用を足そうと思って。



大型スーパーの店舗の入り口付近にある、わりと清潔で大きめのトイレ。





ふと見ると、扉のところに、大きな体をした男性がうずくまっているのです。



わたしゃ、その姿を見た瞬間、完全に、



「おっ!泥酔者だっ」



と思いました。



だって、日曜日の昼間ですよ。



まるで崩れ落ちるように、壁にお尻と背中をつけてうずくまり、腕を空中に投げ出すようにして、今にも、何かを吐かんとしているかのような、苦しそうな表情。なにしろ、たいへんな様相を呈しているわけですから。



ちらっと、



「あ、救急車か警察を呼んだ方がいいのかな」



と思っちゃいました。



ともかく、次男の手を引きながら、わたしはあわてて、用を足すために、男性トイレに入った。







そして、用を足していると、突然!!



その男性が、男性トイレの扉越しに、まるで地の底から響いてくるような大声で、こう言ったのです。



「そんなに、叱らんでもいいやろがっ!!」





わたし、思わず、びっくりして、とびあがりそうになりました。(笑)



自分の書いているブログのタイトルが、日常の生活空間から、聞こえてくるなんて!!



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