「なんか、世の中、ずるいよね〜」

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職場の親睦会(飲み会)がありました。

研究会や部会、学年会でまだお互いにほとんど話したことのない人がいる。

出会ってまだ2週間のお互いで、ちょっと懇親会、ということになった。





二次会で、複数の先生にさそわれて、岡崎市内の小さなお店に行きました。

ちょっと人生を語り合う感じになりました。



結婚していてもしていなくても、幸福になる人。

合格してもしなくても、幸福になる人。

賞をとってもとらなくても、幸福になる人。

なにかになってもならなくても、幸福になる人。



不思議とそういう人が結婚したり合格したり賞をとったりする。



「なんか、世の中、ずるいよね〜」



と、酔っ払った女性の先輩が、ビールを注文しながら叫んでおりました。







「すでに幸せな人だけが、さらに幸せになっているように見える」のだそうです。



「〇〇ちゃん(後輩の先生)なんか、あんだけ仕事できるのに、そのうえ、かっこい彼氏がいてさ〜」







以下、先輩談。







この野郎、と思う。



うちも、と思う。



そこで、イチかバチか、人生の大博打に出ると、なぜか失敗してしまう。







ところが、すでに心が満足している人で、



「もうあんたはおなかいっぱいでしょ!要らないでしょ!」



という人にこそ、幸運が舞い降りて、



現世の利益を享受しているようにも見える。









皮肉というか、



サカサマというか。



「なんか、世の中、ずるいよね〜」



だそうです。







そして、結果がほしい人のところには、結果が来ない、のだそうです。



あるいは、結果(のようなもの)を得たとたん、破綻する。





「よく分からんよ、世の中は!」



という、先輩。







たしかに、なあ、と思います。



世の中の思考が、サカサマだということを、またひしと感じた夜でありました。



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