[]どの傘を使ってもよい、となれば・・・(勝手に想像)

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全世界中の子どもたちは、傘を忘れても、世界中で、



「傘を借してください」




と言えば、世界中の傘を、無料で貸し出してもらえる。






・・・というのはどうだろうか。







子ども用の傘は、全世界、地球上にあるすべての駅のホームで、特別に貸し出しされる。



子どもは、傘の「うっかり忘れ」や「置き忘れ」に関して、一切責められない。





また、子どもは自発的に傘を修繕することができる。

修繕するための場所が用意され、直された傘は、子どもから大人にも貸し出しされることがある。



地球上の傘に関する全責任と発言権は、子どもにある。




たとえ大統領といえど、傘を使用するときには、





「全世界の子どもがあなたを雨から守ります」

「We all children in the world protects you from rain.」




と明記された傘を使用する。



そして年に一度、世界中の権力者が、子どもに向けて



「一年間、ぬれずに済みました。おかげで助かりました。ありがとうございます」



といわなければならないだろう。







雨のあと、ゾウムシの散歩。触覚がぬれた葉に映る。



虫の名前はすべて子ども会議で決める