[]1年生は「とたんに」許す
「許す」 という言葉は、なんだかとても、1年生にそぐわない。
そんな、大上段に構えたようなことは、「思って」 もいない、と思われる。
許す、許される、という縦の関係が、もともと無いのだろう。
だから、敵と味方もなく、
要求をのますとか、のまされる、とかもないし、
自分の立場を固持して、沽券に係わる、ということもないんだろう。
ある立場の大人からしたら、
「そんなにかんたんに、許しちゃっていいの?」
という感じかな。
それで、見ている大人の方があたふたしてしまって、
「え?いいの?もっとちゃんと、自分の要求を言うべきよ!」
とか、
「そんなんで、引き下がっちゃ、ダメ!」
とか、
大人の目線だと、つい言いたくなる。
ところが子どもは実にアッサリしたもので・・・